テルモ Onset Medical社(米)の大口径シース技術を獲得
2012-01-16
テルモ株式会社(以下、テルモ/本社:東京都渋谷区、社長:新宅 祐太郎)の米国子会社、Terumo Americas Holdings, Incは、このほどOnset Medical Corporation(米国カリフォルニア州、以下、Onset社)の全株式を取得し、心臓血管のカテーテル治療に用いる大口径シース*1技術を獲得しましたので、以下の通りお知らせいたします。 *1シース: 血管確保用の短いカテーテル。ガイドワイヤーや他のカテーテルの入り口としての役割を果たします。 1. 技術獲得の背景 心臓弁や大動脈血管でのカテーテル治療は、新たな低侵襲治療として大きな期待が寄せられており、グローバルで大きな成長が見込まれています。それら新しいカテーテル治療は、従来よりも太いカテーテルが用いられることから、血管確保にも大口径シースが必要となります。 Onset社が開発した大口径シースは、世界で唯一の拡張型シース(下記、写真参照)です。血管挿入時は細い径を保ちながら、挿入後に拡張することでカテーテルを入れるために十分な内径を確保できることから、患者さんの身体への侵襲の低減が期待されるものです。将来は、年間30百万ドル以上の売上規模を目指します。 テルモは、従来のシース市場において、世界トップシェアですが、大口径シースをラインアップに加えることで、シースを中心とする血管アクセス領域で主導的地位を強固にしてまいります。
<ご参考>
大口径シース 先端拡大図 2. Onset社の概要